2017年7月19日水曜日

50MHz 4種アンテナ(ダイポール、ヘンテナ、スカイドア、2素子八木)性能比較

1. 50MHz 4種アンテナ(ダイポール、ヘンテナ、スカイドア、2素子八木)性能比較


V型ダイポール・アンテナ(バンザイ・アンテナ)の実行利得は、ヘンテナやスカイドアに約-1dB程度の実効利得でかなりのハイゲインで、Qが低いので広帯域です。
高電力送信対応も容易です。

2素子八木は、ヘンテナやスカイドアの利得に勝り、Qが低いので広帯域です。
高電力送信対応も容易です。


2.  V型ダイポール(バンザイ・ダイポール) (オリジナル最適化)






Qが低いので、バンド幅が広くとれ、CW-SSB-AM-FMバンドまで無調整で送信可能。
インピーダンス・マッチングは、V型の角度で50Ωに近づけます。








3.   ヘンテナ (JH1FCZさん考案型+MMANAによる最適化型)


縦長さ=3mもあるので、高さ3mにあげると、大変巨大なアンテナになります。




3m高さ(1/2波長)で、最も垂直面パタンが割れずに素直な打ち上げ角になります。



Qが高いので、バンド幅が狭くなり、同調マッチングはむつかくなる特性が見られます。







4. 2素子八木アンテナ(八木アンテナの改良)




CW-SSB-AM-FMまで広い帯域でSWRが低く送信可能です。
Qが低いので、アンテナの調整はしやすくなる特性が見られます。


バックの混信を避けられます。






5. Skydoor アンテナ(JA1HWOさん考案)


ヘンテナより縦の長さが小さいので小型化されています。




この条件では、やや複雑なSWR変化が見られます。
帯域はヘンテナよりやや広くなっています。











0 件のコメント:

コメントを投稿

現在コメント機能に不具合が出ています。お手数ですみません。
メッセージは、メールでお送り願います。